ブース出展報告
今年もFIRMは、10月12日~14日にパシフィコ横浜とオンラインにて開催された「BioJapan /再生医療JAPAN2022」に出展いたしました。たくさんの皆様にご来場いただきましたこと、厚くお礼申し上げます。
ブースではサポーティングインダストリー委員会と再生医療等製品委員会と特定細胞加工物等委員会のパネルを展示し、この3委員会及び広報委員会から説明員を配置しました。
主催者セミナー報告
10月12日
再生医療におけるエコシステムへの挑戦と実態 -再生医療の製造を中心に
日本が目指すべき再生医療の製造エコシステムの在り方について専門家をお招きして議論しました。
演題と演者は下記になります。
【コーディネーター】
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム 理事副会長(株式会社日立製作所) 西内 重治
【パネリスト】
「サイエンスパークの立場から」
湘南ヘルスイノベーションパーク ジェネラルマネジャー 藤本 利夫様
「再生医療における製造のエコシステムの実態と課題~再生医療の施設を中心に~」
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空調ソリューション事業部 空調システムソリューションセンター 担当部長 松崎 和仁様
「遺伝子・細胞治療を含む再生医療等製品のCDMOグローバル展開と製造エコシステム創造の機会」
AGC株式会社 化学品カンパニー ライフサイエンス事業本部 副本部長 村田 博様
「再生医療の製造に関する世界のエコシステム動向と日本の方向性」
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 パートナー 花村 遼様
10月13日
再生医療(細胞治療、遺伝子治療)事業の普遍化に向けて ~多様性への挑戦~
再生医療の普遍化に向けて、研究や人材育成に関する政府の考え方、市販後を含むデータ利活用の可能性、多様な性質に即した制度の導入などを紹介し、各方面の専門家と製品企業との間で議論を行いました。
演題と演者は下記になります。
【コーディネーター】
「再生医療(細胞治療、遺伝子治療)事業の普遍化に向けて ~多様性への挑戦~」
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム 代表理事会長 畠 賢一郎
【パネリスト】
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム理事(住友ファーマ株式会社)木村 徹
「文部科学省における再生・細胞医療・遺伝子治療分野の研究開発支援のこれまでとこれから」
文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課長 奥 篤史様
「電子カルテ改革とリアルワールドデータの活用:標準化が拓く二次利用の可能性」
国立研究開発法人国立国際医療研究センター 医療情報基盤センター センター長 美代 賢吾様
「医療評価技術の適格性認定システムの構築に向けて」
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授 加納 信吾様
10月14日
最新の再生医療等製品動向
再生医療等製品は2022年9月時点で17製品が承認されています。最近承認された再生医療等製品につき、どのような製品でどのように今後市販されて展開されていくのかなどを紹介しました。
演題と演者は下記になります。
【コーディネーター】
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム理事副会長(ノバルティスファーマ株式会社)廣瀬 徹
【パネリスト】
「血液がん治療で本格化していくCAR T療法および、今後も日本の患者に届けるために必要な基盤」
ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社 血液事業部門 執行役員 VP 部門長 後藤 太郎様
「ダルバドストロセル(クローン病に伴う複雑痔瘻を対象とした脂肪組織由来間葉系幹細胞による治療)の国内開発紹介」
武田薬品工業株式会社 日本開発センター 領域戦略ユニット 主席部員 山口 貴義様
「眼科領域における再生医療」
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 生産技術部 生産技術部マネージャー ネピック・オキュラル開発責任者 小笠原 隆広様