「治療用細胞の包装容器」が国際標準化機構(ISO)の新業務項目(NP)として承認

公開日:2020年10月23日

2020年10月22日
ISO/TC 276国内委員会委員長
柳田 豊

「治療用細胞の包装容器」に関する規格(ISO/AWI 20404;Biotechnology — Bioprocessing — General requirements for packaging to contain cells for therapeutic use)が国際標準化機構(ISO)における投票の結果、2020年10月15日付で新業務項目(NP)として承認されました。
本規格は、治療用細胞を製造した後に、医療機関で使用するまでの輸送・保管、および、使用時の操作性を踏まえて、包装容器を設計するための要件に関して規定するものです。ISO/TC 276国内委員会においてFIRMサポーティングインダストリー委員会のメンバーが主体となって文書開発を行い、ISO/TC 276: Biotechnology(国際標準化機構専門委員会276「バイオテクノロジー」)の会議に日本の代表として提案し、今般の承認となりました。
今後、ISO/TC 276において議論・投票を重ねて文書の完成度を高めて、3年以内の発行を目指します。

以上